いろんな場面であることなのですが、元々「こうなるのも良いね」から始まった話が、突如として「こうならなければならない。強制」ってなる瞬間があります。
こういうときはたいてい僕が「強制おじさん」と呼んでいる人が暗躍しています。
いくつか具体例を紹介します。
研究ノート強制おじさん
研究ノートはちゃんと付けた方が研究捗るし、いざというときに研究者自身の身を守る盾になるよね。(わかる)
みんなが研究ノートをちゃんとつけれるように、みんな便利に使えるような研究所統一の研究ノートつくってあげるから、研究ノート使う人はこれつかってね。
うんここまでは分かる。
しかし、ここで「強制おじさん」が登場します。
「研究ノートは全員つけなければならない。四半期に一回チェックします。」
いやいや、なんでやねんな。
役立つハッカソン強制おじさん
ハッカソンによって素晴らしいアイデアが出て、ビジネスにもなったよ!すごいね!(わかる)
もっとこういう事例が増えていくと、今までにないアイデアもでるし、世の中に出て行って社会にも役に立つし、素晴らしいね!もっとこういう事例を増やせるように、ハッカソン側も工夫していけるといいね。(まぁわかる)
ハッカソンの成果物は素晴らしいカタチにして世の中に送り出さないといけない。(「強制おじさん」登場)
僕はひとから強制されることは死ぬほど嫌いなので、ものすごく不満をもらしますし、こういう人を批判します。
私はいろんなことに「寛容」な性格ですが「不寛容に対してはきわめて不寛容」なのです。
と、ここまでは実は2015年ぐらいに書いていた話でした。ブログの下書きに眠っていたのを今日見つけたんですが、最近も結構そういうことあるよなと思って筆をとりました。
- 選択的夫婦別姓強制おじさん
個人的には「選択的夫婦別姓」に賛成なのですが、この法案には根強い反対派がいます。
反対派の人の話を聞いてみると、同じ姓にしたい人もいるからダメだという。
いやいや、誰も強制してないですがな。(反対派の全員がそういう意見というわけではないと思いますが)
- テレワーク強制おじさん
こんなご時世なので、部署部署で必要ならばテレワークを実施する会社が増えていくのは良いことだと思うんですよね。
そんな中で、反対派の人の意見では、テレワークでは業務効率が落ちるからダメだという。
いやいや、誰も強制してないですがな。効率が上がる部署や人だけがテレワークにしたらいいですがな。