最近数学の勉強が捗って仕方ない日曜数学者 tsujimotter です。
今月前半くらいまでほぼ毎月２回くらい大きなプレゼンを立て続けにしていたものですから、インプットが足りていないことに少々焦りを感じていたのですね。そして、今月頭くらいに、いい加減アウトプットを出し尽くして、かなり疲弊していたのです。
ちょうど良い機会なので、少しペースを落としてインプットに専念してみようと思ったのです。
すると、あら不思議。凄い勢いで吸収していきます。この間の類数の話もそうですし、今まさに書いている円周率に関する話題も、ちょっと前ならまったく意味が分からなくて全然手が届かなかった話なのです。それが、一通り出し切った後で、改めて読んでみると、何のことは無い、するっと理解できるのです。あのとき、理解できなかったのはいったいなんだったんだろう。
きっと、アウトプットを出し切ったことで、それまで得ていた知識が頭の中で整理されたのですね。頭の中で新たな知識を受け入れる準備が出来たので、すんなり入ってこれたのでしょう。たしかに、部屋の片付けが出来ていない状況で、新しく買ってきたものを整理できるわけが無いですもんね。
いくらやっても勉強が進まなくて焦ってしまう、そういうことはよくあるかと思うのです。そういうときには、自分の限界までアウトプットしてみるのはいかがでしょう。出し切った後にスッキリ理解できるようになるかもしれませんよ。
