「確率ってこういうことなんかな」というのが分かってきた(気がする)ので、メモがてらツイート。
標本空間を考えて、その部分集合(事象)に[0,1]の値を割り当てたい。このとき、部分集合の和がちゃんと割り当てる値の和に等しくなるようにしたい。
そんな条件を考えると自然と「測度」が出てくる。
一方、元の集合が無限集合だった場合、任意の部分集合に値を割り当てるとうまくいかないことがある。
(この辺は、たとえばℝ上のルベーグ測度を思い出すと理解できる(確率測度の例ではないけど))
だから、部分集合全体に値を割り当てるんじゃなくて、σ加法族に対して値を割り当てるわけですね。
なるほどなと思ったのは、この段階では別に標本空間の元(根元事象)に対して等しい確率を割り当てなくてもいいのですね。等しい場合を「同様に確からしい」というみたい。
参考
大変わかりやすそうな講義資料があったのでこれを読んでました。
https://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hara/lectures/02/pr-grad-all.pdf
どうでもいいけど、九大の原隆先生と書いてあって、てっきり岩澤理論の原隆先生かと思ったら違った。こちらは数理物理学がご専門らしい。